「新年のご挨拶」

                         日本復帰50年の節目の年

東京沖縄県人会

                                会長 仲松健雄

新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

平素は当会の事業運営に役員をはじめ会員ならびに関係者の皆様方に、ご支援ご協力を賜りまして御礼を申し上げます。

全世界に広がり猛威を振るった新型コロナウィルス感染症は、国民へのワクチン接種の進展や日々の感染防止対策により収束に向かい、その影響が徐々に和らいでいます。しかしながら、新変異株の感染拡大も懸念されますので、油断しないように日常生活を慎重に過ごしましょう。

東京沖縄県人会は昨年から徐々に活動を開始して、5月に2年振りに定期総会、

7月と11月に親睦ゴルフコンペ、10月には沖縄応援市場を開催して会員相互の交流を深めました。また、理事会も毎月開催して、「コロナを克服、前に進む」との決意で取り組んでいます。

今年はメタバース元年になり、近い将来メタバース時代が到来すると思われます。米国フェイスブックが社名を「メタ(Meta) プラットフォームズ」に変更して、約100億ドル(約1兆1,000億円)の投資を表明して大きな注目を集めました。IT企業だけではなくエンタメ業界や小売業界などが参入を計画して投資を表明して、世界のメタバース市場は2028年までに約94兆円規模に拡大すると言われています。「メタバース」とは、「メタ(超越)」と「ユニバース(世界)」を組み合わせた造語で、オンライン上に作られた「巨大仮想空間」のことです。ユーザーは、仮想空間の中に自分自身の分身(アバター)を作って入り込み、その空間の中で相互にコミュニケーションしたり、経済、生産活動、コンサートなどの娯楽を楽しんだり出来る世界です。東京沖縄県人会活動のやり方も時流に乗り遅れないように、新しいことにチャレンジして行きたいと考えています。

さて、2022年は沖縄にとって日本復帰50年の節目の年を迎えます。日本復帰記念イベントとして第1弾は「合同新春のつどい2022」(1月23日ホテルニューオータニ東京)、第2弾として「沖縄芸能フェスティバル2022」(5月8日国立劇場大劇場)の開催に向けて準備を進めております。

今年は日常生活が正常化することを願いながら、お互いに励まし合い、助け合い、支え合い、ウチナー魂「ゆいまーる」精神を持ちつつ、復帰50年の年を希望と幸せにあふれる年にしましょう!

皆様方におかれましても、良い年でありますようにお祈り申し上げます。