沖縄県に「沖縄芸能フェスティバル」の特別協賛と、「東京沖縄会館」の建設協力要望書を提出しました。

沖縄県文化観光スポーツ部長の新垣様と要望書を手渡す仲松会長 同席した関東沖縄関係団体協議会の大城朝夫会長(左端)と東京琉球舞踊協会の瑞慶山和子会長(右端)

東京沖縄県人連合会の仲松健雄会長らは7月31日、沖縄県庁を訪れ、県文化観光スポーツ部の新垣健一部長に、東京都内に一括交付金を活用した東京沖縄会館の建設への協力を求める要望書と、東京2020オリンピック記念沖縄芸能フェスティバルの特別協賛金500万円の要請書をそれぞれ提出しました。

「沖縄芸能フェスティバル」は、東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式での琉球舞踊を目指す動きと連動した取り組みで、2020年5月10日、ハレザ池袋芸術文化劇場で開催します。人間国宝を招き、琉球伝統芸術の演目を上演するほか、沖縄ポップスの公演も予定しています。

また、このフェスティバルと連動し、20年秋には県産品の販売などを行う「沖縄フェア」も開催予定です。

「東京沖縄会館」は東京都心に100坪~200坪の土地を取得し、琉球芸能などが講演できる多目的ホールを備えた5階建てを建設する構想です。沖縄の日本復帰50年に合わせて、22年中の完成を目指します。建設には最低50億円かかる見込みです。

仲松会長は、「沖縄復帰50周年記念事業の一環として建設してほしい」と求めました。新垣部長は「予算面など難しい課題だが、さまざまな角度から調整したい」と述べました。


(玉城デニー沖縄県知事へ宛てた要望書)