板橋区沖縄県人会「車いす」を寄贈

9月3日(金)板橋区役所にて車いす3台の贈呈式があった。

車いすを寄贈したのは、板橋区沖縄県人会(花城昇宏会長)と大城建設(板橋区、大城朝夫社長)、板橋区沖縄県人会の名誉会長も務める大城朝夫東京沖縄県人会副会長からで、それぞれ1台ずつの合計3台。坂本健板橋区長から区民福祉の向上と地域への活動に貢献したとして、感謝状が送られた。

同県人会は毎年10月に行われる板橋区民まつりに出店し、その売り上げから車いすを寄贈してきた。台風などでまつりが中止になるなどで空いた年もあったが、車いすを寄贈して今年で10年になる。

寄贈された車いすは、車いすバスケでも使われるメーカーのもので、区民福祉の向上のため地域センターでの車いす貸与事業に使われる。

歓談で、坂本区長の「区民まつりでの県人会ブースの人気ぶりに驚いた」という話に対して、「いちゃりばちょーでーで、みんな仲良くなりますから」と花城昇宏会長は笑顔で答えた。区長ご自身の沖縄旅行での思い出話などで場が盛り上がった。

大城副会長は「コロナ禍で昨年も今年もまつりが中止になり残念だが、こんな時期だからこそみんなで力を合わせて何か協力したい。ぜひ活用してほしい」と話した。

座り心地を確かめる大城副会長(左)、坂本区長(中)、花城会長(右)